学舎QUESTは、生徒が自ら手を動かして問題を解く「演習中心」の個別対応塾です。
日々たくさんの生徒たちの学習を見守る中で、成績が大きく伸びる子と、そうでない子の間には、あるひとつの大きな分岐点があります。それが「上手に質問を活用できているか」という点です。
今回は、当塾が大切にしている「質問の本質」と、それを引き出すための具体的な指導アプローチについてお話しします。
💡 「質問」は、ある程度理解できていないと生まれない
よく「うちの子は大人しくて自分から質問ができない」「分からないところを質問しない」というお悩みを保護者の方から伺います。それは、よくあることです。塾に来ている生徒も7割は質問が苦手な子が多い印象です。
中には「質問したいけど根本的に分からん!」「何が分からないかもわからん!」という子もいます。
そういう子は、質問が出来なくても演習を解いてもらい、間違えたところを、分からないところをこちらが根気強く説明を繰り返す事から始めていきます。
すると、段々と質問が増え、ある時期になると急増し始めます。
それは、テスト直前になったときです。
これは「テストが近くて焦っている」という理由もありますが、本質はそれだけではありません。
生徒たちは、テストに向けていろんな問題を解き、何度も復習を繰り返しやり込んでいます。
「自分なりに何度も繰り返して、ある程度理解が進んだからこそ、初めて『なぜここがこうなるのか?』という質の高い質問が生まれる」のです。
つまり、質問というのは「全く分からない状態」では出てきません。
ある程度の知識と思考回路が組み立てられて初めて、自分の考えと解説の“ズレ”に気づき、質問ができるようになります。
だからこそ当塾では、生徒が自ら「なぜ?」と思える段階に達するまで、何度も繰り返し知識のチェックを行い、思考の土台を塾側が一緒に作っていくことを大切にしています。
最初のほうは、質問というよりも基礎知識の確認や記憶が曖昧な事が多いですが、復習を徹底し始めると「いい質問だね!よく気が付いたね!」と思える質問も増えてきます。
良い質問が多くなるタイミングは、似たような問題で4回間違えたときが多い印象です。
そのくらい解いて理解する努力をして、初めて本質的な質問が出来るようになります。
🛠️ 自走を促すための「採点・チェック」の仕組み
当塾の演習では、分からない問題にぶつかった際、その場でずっと悩み続けて手が止まってしまうような非効率な進め方はさせません。
分からない箇所はいったん飛ばして先に進めてもらい、「採点のタイミング」で講師が深く介入する仕組みを取っています。
分からないところは、マーカーや付箋紙でマークを付けてもらえればそこは、難しかったんだなと塾のほうで判断して教えます。逆に、マークも無いのに間違えていたところは、勘違いや変な癖で考え方が間違っている可能性があるので要注意となります。
ちなみに、この採点と確認の流れは、生徒の学習習慣や自立度に合わせて明確に分けています。
生徒によっては、向上心が強くて分からないところはしっかり聞いて、自分のことは自分で進めていきたい生徒と、向上心はあるけど質問ができない生徒がいます。
どちらのやり方が良いかは、本当に生徒の好みもあるので確認しながら進めています。
① 勉強習慣をこれから身につける段階の生徒(塾側で丸付け・分析)
特に数学や英語に関して、まだ勉強習慣が十分にない生徒は「自分がどこで、なぜ間違えたのか」を自分で判断することが困難です。そのため、これらの生徒が解いた問題は一度塾側で回収し、講師が丸付けを行います。 単に正誤を見るだけでなく、「間違えた原因や、解き方の怪しい部分」を目で抜き出し、ピンポイントで解説・指導を行います。
同時に、英語の指導などでは、単語をバラバラに文字だけで暗記して「使えない英語」になってしまわないよう、単語や文法を「使える塊(例文)」として口頭で何度も発音させ、正しい勉強のフォームを毎回復習の中で体得させていきます。
② 自分で学習を進められる段階の生徒(自己採点・解答解説の読み込み)
自分で進めたい生徒や、すでに一定の自走力がついている生徒に関しては、まず自分で丸付けを行い、付属の解答解説をじっくり読み込んでもらいます。 その上で、「解説を読んでも納得がいかなかった部分」や「自分の考え方との違い」を整理した状態で、自ら質問に来るという運用を行っています。
勉強の仕方がしっかり出来ている生徒は、分析をしたうえで、復習する方法もしっかりしているので超効率的に進めていきます。
このように、答えをただ教えて依存させるのではなく、一人ひとりの現在のレベルに合わせて「正しい勉強のフォームを叩き込むフェーズ」から「自力で解決するフェーズ」へと段階的に引き上げていきます。
人数を絞る理由
演習中心の環境だからこそ、当塾では一律の対応ではなく、生徒一人ひとりの性格や「自立度」を細かく見極めています。
自分でじっくり考え、解説を読み込んでガシガシ進めたい生徒に対しては、過度な介入をせず、本人の思考と自走の邪魔をしないよう適切な距離感で見守ります。逆に、何から手をつければいいか迷ってしまう生徒には、塾側が細かくタスクを提示し、正しいフォームで進められているかをノートや進捗でこまめにチェックします。
このように、一人ひとりに対して適切な距離感でアプローチし、最終的に「自立して勉強できる力」を育てるため、学舎QUESTではお預かりする生徒の人数を各学年ごとに厳しく制限(定員制)しています。
本当にいろいろな生徒がいて、正直大変な時もありますが、段々と勉強のコツや手ごたえを感じてくると生徒自身が成長して最終的には自分でどうすれば高得点が取れるように塾を活用することが出来るかまで考えて行動できるようになっていきます。
どんな生徒が来ていたのかは、別の記事で少しお話しできたらと思います。
🕒 本気で伸ばすために時間無制限
当塾が16:00〜22:00の「時間無制限(フリータイム制)」というシステムをとっているのにも、非常に明確な理由があります。
一般的な「1コマ90分」のように時間制限のある塾では、分からない問題でじっくり立ち止まったり、間違えた問題をその日のうちに何度も解き直したりしていると、あっという間に時間が終了してしまいます。
これでは、本当の「できる」状態になる前に帰宅することになり、結果として「分かったつもり」のままになってしまいます。
学舎QUESTが時間無制限にしているのは、「分かるところはサクサク進め、分からないところは時間を気にせず、とことん納得がいくまで向き合い、定着するまで類題を解きまくる」というプロセスを、その日のうちに妥協なくやり切ってほしいからです。時間を忘れて目の前の課題にトコトン没頭できる環境こそが、生徒たちの確実な自走力を生み出します。
正直なところ、今の世の中は質も高く料金も安い理解学習の教材は十分すぎるほど揃っています。
学校の授業、教科書、スタサプなどの通信講座、Youtubeなどなど。
でも、定着させる場所は全くありません。理解学習教材の質が高いからこそ、生徒は分かったつもりになってしまいやすいのです。本当に分かっているのかは問題を解いてみないと分かりません。
だからこそQUESTでは、問題を解くことに特化し、本当に理解しているのか確認して繰り返し定着をさせることで生徒の実力を伸ばしています。
🏃♂️ 成績を分けるのは「正しいやり方」と「アスリートのような学習量」
成績が伸び悩む原因のほとんどは、「勉強の仕方が間違っている」か「絶対的な学習量が足りない」のどちらかです。
逆に、成績の上位層は、同じ問題を何度も繰り返し解いて完璧に仕上げるため、結果として学習量も圧倒的に多くなります。
先日、最近入塾したばかりの生徒が、定期テスト対策で長時間も黙々と机に向かう生徒の姿を見て、「ここの塾の人たち、まるで部活の大会みたいに集中してる。自分の勉強時間と演習量は全く足りてなかった事に気が付いた」と驚いていました。
本当にその通りだと思います。
分かるところはサクサクとスピードを上げて進め、分からないところはいったん飛ばして後からじっくり解決する。それだけでなく、同じ問題や類似問題に何度も愚直に、繰り返し挑み続ける。
こうした「正しいやり方で勉強に没頭できる環境」と「圧倒的な演習量を確保できる時間無制限のシステム」があるからこそ、生徒たちは自立して勉強に向き合えるようになります。
🎯 自分の足でゴールまで歩き出せるように
ただ答えを教えてもらうだけの受動的な勉強では、本当の実力はつきません。
正しい方法を身につけ、自分の力で何度も解き、壁にぶつかり、そこで「なぜ?」と考えて質問し、解決する。この自立したサイクルを経験することで、生徒たちの学力は飛躍的に向上します。
生徒が、自分で勉強するようになる方法は、ちゃんとした学習方法を身に着けてテストで高得点を出す。そうすれば、もっと上を目指して考えるようになります。
「今のうちから、他人に頼り切らない『本物の勉強のやり方』を身につけさせたい」
「自立して学習できる環境で、基準を一段引き上げたい」とお考えの方は、ぜひ一度、学舎QUESTの演習環境を体験してみてください。
それぞれの目標に向かって本気で、そして自立して努力しようとする生徒たちを、私たちは全力を尽くしてサポートいたします。
